【軽貨物運送は稼げる?稼げない?】~ 軽貨物ドライバーの仕事内容を知りたい方へ

軽貨物運送 仕事

軽貨物運送は稼げるという噂は本当なのか。
荷物を運んだ時の運賃はどんな計算方法になるのか。
時間貸切とはどういうものなのか。
軽貨物運送に興味がある方のために、今回は具体的な仕事の内容について触れてみます。
これから説明会に参加する方にも参考になると思います。

軽貨物運送の仕事内容

  • チャーター便
  • 時間貸切
  • ハンドキャリー

軽貨物運送の仕事内容を大まかに分けると上記のようになります。
ひとつずつ詳しく説明していきます。

チャーター便

軽貨物運送の仕事で大半を占めるのがチャーター便です。
依頼主から指定された集荷先で荷物を引き取り、指定された納品先へ届けるというものです。
生活用品の他にも、工事現場用看板、什器備品、修理部品等、対応可能な限りありとあらゆる物を運ぶことになります。
自動車部品製造工場でエンジンを引き取り、別の工場へ届けるということも有り得ます。
車両を貸し切って荷物を運ぶ事からチャーター便と呼ばれています。

時間貸切

時間単位で業務に携わる時間貸切というものがあります。
最低でも2時間、1日貸切だと8時間となります。
代表的なものを挙げると次のようなものがあります。

  • 運送会社
    大型トラックの出入りが困難だったり件数が多い場合に配達業務を補助する。
  • 家電サービスセンター
    サービスマンが指定する時間と場所に修理品や部品を配達する。
  • 引越し業者
    荷物の引き取りや配達等、引越しに伴う作業全般の手伝いをする。

ハンドキャリー

公共交通機関を使って手荷物として目的地まで届けるのがハンドキャリーです。
車両を使わない代わりに、旅費交通費を立て替えることになります。
目的地までの往復に要した時間分を時間貸切として料金を計算します。

軽貨物運送の運賃計算方法

仕事の内容に応じた運賃計算方法について説明します。
軽貨物運送業を個人で営んでいる知人に協力してもらいました。
全てにおいて当てはまるものではありませんので、参考までにということでご理解下さい。

チャーター便

走行距離に応じた単価設定は以下の通りです。

  • ~ 20kmまで
    一律最低料金 4,000円
  • ~ 50kmまで
    (1km当たり) 150円
  • ~100kmまで
    (1km当たり) 120円
  • 101km ~
    (1km当たり) 100円

走行距離別に計算例を挙げてみます。

  • 12km = 4,000円
    20kmまでは一律最低料金
  • 38km = 5,700円
    4,000円 + 150円×18km
  • 86km = 12,820円
    4,000円 + 150円×30km + 120円×36km
  • 137km = 18,200円
    4,000円 + 150円×30km + 120円×50km + 100円×37km

ちなみに神戸市から北九州市までの距離は約530km、運賃は57,500円(4,000円 + 150円×30km + 120円×50km + 100円×430km)となります。

依頼元次第ですが、ほとんどの場合が高速道路を利用出来ます。
高速代は立て替えることになるので、ETCカードの準備をお忘れなく。

時間貸切

1時間当たり2,000円(最低2時間)という設定があります。
5時間で10,000円8時間で16,000円となります。
時間貸切中に走行した距離に応じた割増料金もあります。
1時間当たり10km走行分を含むというもので、それを超えた距離はチャーター便で説明した単価表に当てはめた料金を上乗せします。

(例)7時間貸切で95km走行の場合
時間料金 14,000円 = 2,000円 × 7時間(70kmまで)
距離増料金 3,250円 = 130円 × 25km(95km – 70km)
運賃計  17,250円

ハンドキャリー

1時間当たり1,900円と、時間貸切より安く設定されています。
自分で車を運転する必要がないからだと思われます。
しかし、集荷先には車両で向かうので、公共交通機関を利用するために移動した距離はチャーター便と同じ扱いになります。

  • 集荷先から最寄り駅の駐車場まで5km
  • 駐車場入場時刻 14時50分
  • 新幹線往復運賃立替 17,800円
  • 駐車料金立替       500円
  • 駐車場退場時刻 18時48分

走行距離運賃 4,000円(最低料金)
時間貸切料金 7,600円 = 1,900円 × 4時間(14:50~18:48)
運賃計   11,600円
立替金計  18,300円 = 17,800円 + 500円
運賃合計  29,900円

割増料金について

所定の料金以外にも割増料金というものが有ります。

  • 荷扱い
    荷物の積み下ろしに要した時間に対する料金。
  • 荷待ち
    荷物を受け取るまで待機した時間に対する料金。
  • 休日割増
    休日に稼働したことに対する料金。
  • 深夜割増
    深夜に稼働したことに対する料金。

荷扱い荷待ちは、一定の時間を超えた場合に発生する料金です。
時間貸切と同じ扱いになると考えれば理解しやすいのではないでしょうか。
ただし、単価は15分単位30分単位で計算することになります。

休日深夜の割増は、通常の料金に10%・20%・30% 加算します。
長距離を深夜に走行した場合は金額も大きくなるので、仕事を終えた時の達成感は何とも言えないと思います。

まとめ

今回は、仕事内容や運賃収入について説明してみました。
軽貨物運送が稼げるかどうかは、この記事を読まれた方の価値観で左右されると思います。
軽貨物運送は本人次第で稼げる業種なので、真面目に取り組む姿勢を維持することで上を目指すことが可能になります。
車の運転が好きで長距離も苦にならないという方は、軽貨物運送で開業することを視野に入れて検討してみてはいかがでしょうか。

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